個人売買に革命!誰もがハッピーなオートトレーディングダイレクトって?
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左から、AT-1ダイレクト代表取締役社長 山中勇毅氏、"マネーの虎"南原竜樹氏
このようなステッカーを愛車のウィンドウなどに貼ることで、「売りたし」の意思表示ができる
誰も損をしない、新しい個人売買システム。非常によく考えられており、あとは認知度アップが課題か。
大切な愛車だからこそ、個人売買で高く売りたい
長年大切に乗ったクルマ、憧れてようやく手に入れたクルマ、様々な思い出や感動を共にしたクルマも、いつか手放す時がやってくる。そんな時、あなたならまずどうする? 大手の中古車サイトを見に行って、同型の車両がどのくらいで売られているかを確認したり、無料の買い取り見積もりメールを申し込んだりといったところだろうか。
売る方の心情としては、できるだけ高く売りたい。かといって、たくさんの店に査定に来てもらったり、見積もりを取るというのもかなり面倒である。その上、中古車サイトで販売されている価格とはほど遠い買い取り査定額に、ガッカリすることも多いのではなかろうか。
中古車販売店は、もちろん利益を乗せなくては商売にはならないから、当然と言えば当然だが、もしも買いたい人に直接売れれば、もっと高く売れるし、買う人は店で買うより安く買える。それゆえ、海外ではこんな個人販売がむしろ一般的となっているのだ。
個人売買の一番のメリットは、なんといっても中古車店を通すよりもより高く売れ、より安く買えるということ。さらに、個人売買では消費税も発生しないと言うから、金銭的にはかなり大きなメリットがあると言える。また、売り手にとっては、満足する条件の買い主が現れるまでクルマを手元に置いて使うことができるというのもけっこう大きい。
しかし、個人売買にもいくつかの問題点がある。やはり一番心配なのは、お金は払ったのにクルマが来ないとか、いつまでたっても支払いがないなど、の金銭トラブル。さらに、売買の際の諸手続きが面倒だったり、ローンが組めないこともハードルを上げている。
このような問題点をうまくクリアした、新しい個人売買の仕組みを作り上げた会社がある。あの"マネーの虎"南原竜樹の率いる全国規模の中古車販売会社オートトレーディンググループが、「エーティーワンダイレクト」なる新会社を設立、2010年から本格始動し始めている。
AT-1ダイレクトの売買の仕組みは非常にユニーク。まず、クルマを売りたい人は、パソコンや携帯から自分の車両の写真と年式などのスペックや希望価格を登録し、発行されたQRコードのステッカーを自分のクルマに貼る。アメリカの映画などで、よく「FOR SALE」という札をつけたクルマが登場するが、あれのスマート版とでもいおうか。どこかの店舗に展示するのではなく、クルマに乗ったまま「売りたし」という看板を掲げられるのだ。ステッカーもクールなデザインなので、外観を損なうこともない。
そのクルマを見て気になった人は、その場で携帯でQRコードを撮影、詳細を知ることができる。価格が折り合えばいよいよ商談となるが、連絡はすべてAT-1ダイレクトのシステム経由となり、お互いの個人情報などはいっさい表示されないので、プライバシーの面も非常に安心できる。
売買が成立した場合は、名義変更などの面倒な手続きをAT-1の加盟店で代行してもらえる。また、オートローンや保証など、通常の個人売買では不可能なサービスも受けられるので安心だ。
今年2月に始動し、既に500台を越えるクルマが登録され、売買も成立し始めているとのこと。さらに登録車両が増え、知名度が上がってくれば、売り手も買い手もハッピーなこのシステムが中古車売買の世界に革命を起こすかもしれない。「誰も損をしないというのが、うちのシステムのすごいところです」と胸を張るのは、同社代表取締役社長 山中勇毅氏。強いていえば、既存の中古車業者はちょっぴり損するかもしれないが...。
大切にしてきた愛車を売るのはとても寂しい。しかし、自分のつけた価格を表示して、誰かがその価値を認めて買ってくれるなら、満足できるのではなかろうか。このシステム、クルマを愛する人にこそ活用してもらいたいものだ。






